― 野菜を育てる前に、まずは土を育てよう ―
「同じように育てているのに、なぜかうまく育たない」
「水も肥料もあげているのに、元気がない」
家庭菜園や農業を始めたばかりの頃、
こんな経験をしたことはありませんか?
farm toukoでも、
野菜が思うように育たなかった時期がありました。
その原因をたどっていくと、行き着いたのが土の状態。
野菜づくりは、
「種・水・肥料」だけで成り立っているように見えて、
実はその土台にあるのが土と微生物の世界です。
この記事では、
✔ 土づくりの基本
✔ 微生物って何をしているの?
✔ 有機栽培と微生物の関係
を、難しい言葉を使わずにお話しします。
土づくりとは?まず押さえたい基本の考え方
土づくりというと、
「堆肥をたくさん入れること」
と思われがちですが、それだけではありません。
土づくりの基本は、
植物が根を伸ばしやすい環境を整えること。
そのために大切なのは、
- 水はけ
- 空気の通り
- 微生物が住みやすいこと
この3つがそろって、はじめて「良い土」と言えます。
微生物って何者?土の中の小さな働き者
土の中には、
目に見えないほど小さな生き物たちがたくさんいます。
これが、微生物です。
微生物は、
- 有機物を分解する
- 栄養を植物が吸いやすい形に変える
- 土をふかふかにする
といった、とても大切な役割を担っています。
つまり、
微生物が元気な土=植物が育ちやすい土
ということ。
なぜ有機栽培では微生物が大切なのか
有機栽培では、
化成肥料のように直接栄養を与えるのではなく、
土の中の働きを活かして育てる考え方をします。
その中心にいるのが、微生物。
- 堆肥
- 有機肥料
- 植物残渣
これらを分解し、
土と植物をつなぐ役割をしてくれます。
よく言われる
有機肥料は土を育てる
という言葉は、
微生物の存在があってこそ成り立っています。
良い土に近づくサイン|見た目と感触でチェック
初心者の方でもできる、
簡単な土チェックがあります。
- 手で握ると、軽くまとまる
- パラッと崩れる
- 土の匂いがきつくない
こうした土は、
微生物が活動しやすい状態に近いです。
逆に、
- 固く締まっている
- ベタつく
- ツンとした匂いがする
場合は、土が疲れているサインかもしれません。
微生物が喜ぶ土づくりの基本ポイント
① 有機物を「少しずつ」入れる
堆肥や有機肥料は、
一度にたくさん入れないこと。
微生物が分解できる量を超えると、
かえって土のバランスが崩れます。
② 土を休ませる時間をつくる
常に作物を作り続けるより、
土を休ませる期間をつくることも大切。
farm toukoでは、
冬の間に畑を休ませる区画を設けています。
③ 耕しすぎない
耕しすぎは、
微生物の住処を壊してしまうことも。
必要な時だけ、
浅めに、優しくが基本です。
微生物資材・有機液体肥料との付き合い方
最近は、
微生物資材や有機液体肥料も増えています。
大切なのは、
「これを使えば大丈夫」と思いすぎないこと。
あくまで、
- 土づくりの補助
- 環境を整えるためのサポート
として取り入れるのがおすすめです。
farm toukoでも、
土の様子を見ながら、
必要な時だけ使うようにしています。
よくある勘違い|微生物=たくさんいればいい?
実は、
微生物は「多ければ多いほど良い」わけではありません。
大切なのは、
バランス。
- 有機物
- 水分
- 空気
この3つが整ってこそ、
微生物は本来の力を発揮します。
まとめ|土づくりは、目に見えないところから始まる
野菜づくりは、
つい「見える部分」に目が行きがちです。
でも、本当に大切なのは、
目に見えない土の中。
- 微生物が働ける環境を整える
- 土の声を感じる
- 急がず、育てる
それが、
長く続けられる畑づくりにつながります。
farm toukoでは、
「野菜を育てる前に、まず土を育てる」
そんな気持ちで、日々畑に向き合っています。
土づくりも、畑も、
少しずつで大丈夫🌱
一緒に育てていきましょう。



コメント