「もうすぐ4歳になる孫娘に、絵本をプレゼントしたい」
今までは、洋服やおもちゃをプレゼントに選んできたんぽだけれど、農家でもあり食育インストラクターであるわたしとしては、最近の食ムラをなんとかしたい。
そんな思いから“食”につながる絵本を贈ろうと思いつきました。
4歳という年齢は、
✔ 自分の気持ちを言葉で表せるようになり
✔ 「好き・嫌い」がはっきりしてきて
✔ でもまだ理屈より感覚が優位
そんな、食育の種まきにぴったりの時期。
この記事では
- 4歳の女の子の特徴
- 4歳ごろに多い「食」の悩み
- 無理をしない関わり方
- 食べものに興味を持つきっかけになる絵本5選
を、農家 × 食育インストラクター目線で、堅苦しくなくお話しします。
4歳の女の子って、どんな時期?


4歳は、心も体もぐっと成長する時期。
想像力が一気に広がる
絵本の世界にどっぷり入り込めるようになり、
登場人物の気持ちを自分ごとのように感じられるようになります。
「自分で決めたい」気持ちが強くなる
「これイヤ」「これは好き!」
食事の場面でも自己主張が増えます。
できることが増えて、自信も芽生える
スプーンや箸が上手になり、
「自分で食べたい!」気持ちが強くなってくるのもこの頃。
だからこそ、
「食べなさい」より「気になるね」「面白そうだね」
そんな声かけが、心にすっと届きやすい時期でもあります。
4歳の子を持つママ・パパの「食」の悩みあるある



悩み① 野菜を食べてくれない
特に多いのが
- ピーマン
- にんじん
- 葉物野菜
苦味・匂い・見た目に敏感な4歳には、自然な反応です。
悩み② 食べムラがある
昨日は大好物だったのに、今日は一口も食べない。
これ、成長期あるあるです。
悩み③ 遊び食べ・集中しない
保育園でたくさん刺激を受けている分、
家では気が緩むのも自然なこと。
食育インストラクターとして伝えたいこと
ここで、ちょっと大事な話を。
「4歳=ちゃんと食べられないとダメ」じゃない
農家として畑を見ていて思うのは、
芽が出る時期も、伸びる速さも、作物それぞれということ。
子どもの食も同じです。
- 今は食べなくても
- 見る・触る・聞く
- その積み重ねが、ある日「食べてみよう」につながる
**“食べる前の準備期間”**だと思って、少し長い目で見てほしいなと思います。
絵本が食育に向いている理由



✔ 押しつけにならない
「食べなさい」と言われると嫌だけど、
絵本の中なら、すっと受け取れる。
✔ 五感が刺激される
色・形・音・ストーリー。
実体験の前に、心の準備ができる。
✔ 親子の会話が自然に生まれる
「これ、畑で見たね」
「この野菜、どんな味かな?」
食育は、会話があってこそ。
4歳におすすめ!食に興味を持つ絵本5選
① ピーマンマン
言わずと知れた名作。
ピーマン嫌いの子でも、「ピーマンマン」は好き、という子が本当に多い。
- 正義の味方
- ちょっと怖いけどかっこいい
- 食べもの=ヒーロー
そんなイメージが、苦手意識をやわらかくしてくれます。
② やさいのおなか
「これ、なーんだ?」
クイズ感覚で楽しめる一冊。
切った断面を見ることで、
野菜が**“よく分からないもの”から“知ってるもの”**に変わっていきます。
③ そらまめくんのベッド
食べものだけど、まずは物語として楽しい。
ふわふわのベッド=そらまめの中身。
「食べものにも居場所がある」
そんな感覚を、やさしく教えてくれます。
④ おべんとうバス
次々とおかずが乗り込む、楽しい展開。
保育園児に大人気です。
「あなたは何が好き?」
自然と会話が広がる一冊。
⑤ くだもの
リアルなのに、あたたかい。
農家としても大好きな一冊です。
「はい、どうぞ」
ページをめくるたびに、食べるまねっこが始まります。
絵本+αでできる、かんたん食育
- 絵本に出てきた野菜を、一緒に触ってみる
- 買い物で「これ、絵本に出てきたね」と話す
- 畑やプランターで育ててみる
食べることだけがゴールじゃない。
“知る・感じる・関わる”が、立派な食育です。
まとめ:4歳の食育は「楽しい記憶」を残すこと
4歳の今、
全部食べられなくても大丈夫。
好き嫌いがあっても大丈夫。
大切なのは、
「食べる時間って、なんだか楽しい」
「この野菜、知ってる」
そんな心の引き出しを増やしてあげること。
絵本は、その一番やさしい入り口です。
お孫さんへのプレゼントとしても、
毎日の読み聞かせとしても。
今日選んだ一冊が、
10年後、ふとした食卓の記憶につながっていたら——
それって、すごく素敵なことだと思いませんか。



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