― 何から始める?畑の準備と資材投入の基本ステップ ―
「有機栽培をやってみたいけれど、何から始めればいいの?」
「肥料や資材が多すぎて、正直よく分からない…」
そんな不安を感じている方は、とても多いと思います。
farm toukoでも、最初から有機栽培が分かっていたわけではありません。
実は、有機栽培のスタートで大切なのは
特別な資材をそろえることではなく、順番を間違えないこと。
この記事では、
✔ 有機栽培を始める前に考えること
✔ 畑づくりの基本ステップ
✔ 資材・肥料を入れる順番
✔ 初心者におすすめの資材
を、できるだけシンプルにお伝えします。
有機栽培とは?初心者が押さえたい考え方
有機栽培は、
「農薬や化学肥料を使わないこと」だけが目的ではありません。
基本の考え方は、
土の力を引き出し、自然の循環を活かして育てること。
そのため、
- 即効性は期待しすぎない
- 土づくりに時間をかける
- 少しずつ整えていく
この3つを前提にすると、気持ちが楽になります。
ステップ① まずは畑(場所)を知る
有機栽培は、今ある土から始めるのが基本です。
最初にチェックしたいのは、
- 日当たり
- 水はけ
- 土の固さ
スコップを入れてみて、
固すぎる・水がたまるようなら、
いきなり植えず、土づくりから始めるのが正解です。
ステップ② 土づくりの基本|最初に入れるのは「堆肥」
初心者が一番最初に入れるべき資材は、
完熟堆肥です。
▶ おすすめ資材
- 牛ふん堆肥(完熟)
- 植物性堆肥
- 市販の有機堆肥
▶ 役割
堆肥は肥料というより、
土の環境を整える土台。
- 土をふかふかにする
- 微生物のすみかを作る
- 水はけ・通気性を改善する
👉 最初から大量に入れず、
1㎡あたり2〜3kg程度を目安に混ぜ込みます。
ステップ③ 土壌改良材(必要に応じて)
堆肥を入れたあと、
土の状態に応じて土壌改良材を使います。
▶ よく使われる資材
- もみ殻
- もみ殻くん炭
- 腐葉土
▶ 使う目的
- 水はけ改善
- 土の団粒化
- 根張りをよくする
👉 すべて使う必要はありません。
「足りない部分を補う」感覚で十分です。
ステップ④ 元肥としての有機肥料を少量入れる
土の環境が整ったら、
元肥(もとごえ)として有機肥料を少量入れます。
▶ 初心者におすすめの有機肥料
- 油かす(少量)
- 有機配合肥料(初心者向け)
- ぼかし肥料(市販品)
▶ ポイント
- 効かせすぎない
- 土とよく混ぜる
- 植え付け直前は避ける
有機肥料は、
微生物が分解してから効くため、
植え付けの1〜2週間前に入れるのが安心です。
ステップ⑤ 畑を少し休ませる(ここが大事)
資材を入れたら、
すぐに植えたくなりますが、少し待ちます。
この期間は、
- 微生物が動き出す
- 土が落ち着く
- 肥料なじみがよくなる
👉 1〜2週間程度休ませるのがおすすめ。
この「待つ時間」が、有機栽培ではとても大切です。
ステップ⑥ 植え付け・種まきスタート
土が落ち着いたら、いよいよスタート。
初心者の方は、
- 苗から始める
- 作物を欲張らない
のがおすすめです。
まずは
1〜2種類の野菜から始めましょう。

有機栽培でよくある失敗と対策
● 肥料を入れすぎる
→ 「効かない気がする」は勘違いのことも多い
● いきなり全部やろうとする
→ 作物・資材は最小限でOK
● すぐ結果を求める
→ 有機栽培は「土が育つまでの時間」も含めて楽しむ
farm toukoが初心者さんに伝えたいこと
farm toukoでは、
有機栽培を「がんばる農業」だとは思っていません。
- 土の変化を感じる
- 野菜の声を聞く
- 無理をしない
それだけで、有機栽培はちゃんと始まっています。
まとめ|有機栽培は「順番」を守れば怖くない
初心者向け有機栽培の基本は、
1️⃣ 場所を知る
2️⃣ 堆肥で土台を作る
3️⃣ 必要な分だけ改良
4️⃣ 有機肥料は少量
5️⃣ 少し待つ
6️⃣ 植える
特別な技術はいりません。
順番を守ることが、いちばんの近道です。
まずは小さく始めて、
土と仲良くなるところから🌱
それが、有機栽培の一番いいスタートです。



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