土づくりの基本と微生物の話【初心者向け】

farm touko
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宮城県の西の方でお米と野菜、ハーブの栽培をしています。
薬膳農家として畑に立ち、犬と暮らす日々。
体と心をいたわる、ふつうの養生ごはんと日常を記録しています。

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農ある暮らし

― 野菜を育てる前に、まずは土を育てよう ―

「同じように育てているのに、なぜかうまく育たない」
「水も肥料もあげているのに、元気がない」

家庭菜園や農業を始めたばかりの頃、
こんな経験をしたことはありませんか?

farm toukoでも、
野菜が思うように育たなかった時期がありました。
その原因をたどっていくと、行き着いたのが土の状態

野菜づくりは、
「種・水・肥料」だけで成り立っているように見えて、
実はその土台にあるのが土と微生物の世界です。

この記事では、
✔ 土づくりの基本
✔ 微生物って何をしているの?
✔ 有機栽培と微生物の関係

を、難しい言葉を使わずにお話しします。


土づくりとは?まず押さえたい基本の考え方

土づくりというと、
「堆肥をたくさん入れること」
と思われがちですが、それだけではありません。

土づくりの基本は、
植物が根を伸ばしやすい環境を整えること

そのために大切なのは、

  • 水はけ
  • 空気の通り
  • 微生物が住みやすいこと

この3つがそろって、はじめて「良い土」と言えます。


微生物って何者?土の中の小さな働き者

土の中には、
目に見えないほど小さな生き物たちがたくさんいます。

これが、微生物です。

微生物は、

  • 有機物を分解する
  • 栄養を植物が吸いやすい形に変える
  • 土をふかふかにする

といった、とても大切な役割を担っています。

つまり、
微生物が元気な土=植物が育ちやすい土
ということ。


なぜ有機栽培では微生物が大切なのか

有機栽培では、
化成肥料のように直接栄養を与えるのではなく、
土の中の働きを活かして育てる考え方をします。

その中心にいるのが、微生物。

  • 堆肥
  • 有機肥料
  • 植物残渣

これらを分解し、
土と植物をつなぐ役割をしてくれます。

よく言われる

有機肥料は土を育てる

という言葉は、
微生物の存在があってこそ成り立っています。


良い土に近づくサイン|見た目と感触でチェック

初心者の方でもできる、
簡単な土チェックがあります。

  • 手で握ると、軽くまとまる
  • パラッと崩れる
  • 土の匂いがきつくない

こうした土は、
微生物が活動しやすい状態に近いです。

逆に、

  • 固く締まっている
  • ベタつく
  • ツンとした匂いがする

場合は、土が疲れているサインかもしれません。


微生物が喜ぶ土づくりの基本ポイント

① 有機物を「少しずつ」入れる

堆肥や有機肥料は、
一度にたくさん入れないこと。

微生物が分解できる量を超えると、
かえって土のバランスが崩れます。


② 土を休ませる時間をつくる

常に作物を作り続けるより、
土を休ませる期間をつくることも大切。

farm toukoでは、
冬の間に畑を休ませる区画を設けています。


③ 耕しすぎない

耕しすぎは、
微生物の住処を壊してしまうことも。

必要な時だけ、
浅めに、優しくが基本です。


微生物資材・有機液体肥料との付き合い方

最近は、
微生物資材や有機液体肥料も増えています。

大切なのは、
「これを使えば大丈夫」と思いすぎないこと

あくまで、

  • 土づくりの補助
  • 環境を整えるためのサポート

として取り入れるのがおすすめです。

farm toukoでも、
土の様子を見ながら、
必要な時だけ使うようにしています。

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よくある勘違い|微生物=たくさんいればいい?

実は、
微生物は「多ければ多いほど良い」わけではありません。

大切なのは、
バランス

  • 有機物
  • 水分
  • 空気

この3つが整ってこそ、
微生物は本来の力を発揮します。


まとめ|土づくりは、目に見えないところから始まる

野菜づくりは、
つい「見える部分」に目が行きがちです。

でも、本当に大切なのは、
目に見えない土の中

  • 微生物が働ける環境を整える
  • 土の声を感じる
  • 急がず、育てる

それが、
長く続けられる畑づくりにつながります。

farm toukoでは、
「野菜を育てる前に、まず土を育てる」
そんな気持ちで、日々畑に向き合っています。

土づくりも、畑も、
少しずつで大丈夫🌱
一緒に育てていきましょう。

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