冬の農作業で何をする?初心者が知るべきポイント

farm touko
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宮城県の西の方でお米と野菜の栽培をしています。食べたもので体は作られるがモットー。有機栽培で育てた野菜たちが皆さんの健やかな暮らしに繋がるように薬膳インストラクター・食育インストラクターの資格と農家ならではの知識で役立つ情報を発信していきます。新たにハーブの栽培・販売にチャレンジするために2025年より始動。
愛犬のボーダーコリーと週末車中泊が趣味。

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farm toukoの暮らし

「農家は冬に何をしているの?」

「冬って、畑はお休みなんですよね?」

よく聞かれますが、実は半分正解で半分違います。

たしかに、夏ほど忙しくはありません。

でも冬は、来季の畑をどう育てるか考える大事な時間。

farm toukoでも、

  • 「今日は畑に出ない日」
  • 「今日は道具のお世話の日」
  • 「今日は計画を立てる日」

など、天候と相談しながら作業の中身をゆるっと切り替えています。

この記事では、

  • 冬に「やらなくていいこと」「やるとラクなこと」
  • 初心者さんが最低押さえたい冬仕事
  • 春になって慌てないための準備

をまとめています。

「全部完璧にやらなきゃ!」ではなく、できるところからで大丈夫‼︎

冬の畑の特徴と畑を休ませる意味

冬の畑は、見た目はちょっと寂しげ。

でも畑の中では、土がゆっくり整っています。

この時期に無理に作らず

  • 土を踏みすぎない
  • 休ませる区画を作る

それだけでも春の育ちが変わってきます。

「何もしない」ではなく

「次のために休ませる」

これも立派な農作業です。

寒さ・気温別の服装と安全の基本

冬の畑仕事は、頑張りすぎないのが一番。

farm toukoでは

  • 動きやすい重ね着
  • 手袋は必須
  • 寒い日は短時間

が基本です。

寒さを我慢すると、集中力も落ちます。

集中力がなくなると思わぬ事故につながる可能性があります。

「今日はここまで」で切り上げる潔さが大事ですね。

初心者向け:冬の農作業で絶対やること8つ

ここからは、**「これだけやっておけばとりあえず安心」**な冬作業です。

①土づくりと耕し方の基礎

冬は土作りの仕込み期間。

  • 深く耕す
  • 堆肥や枯れ草を入れる
  • 土をむき出しにする(寒おこし)

土を寒さにさらすことで、土の団粒構造が促されて、土中の病害虫の抑制の効果が。

土壌の微生物の活性化も期待できますよ。

理想は、霜が降りる前までに行えればいいのですが、farm toukoの地域では秋になるとあっという間に霜が降りる季節に。

天気も時雨れることが多く、畑が乾く暇がないので年が明けてから、1~2月の間に行うことが多いです。

カルスは土づくりの頼もしい味方。

コンポストに入れた野菜の残渣にふりかけて混ぜ込むことで、良質の堆肥ができちゃうんです。

②肥料施用と栽培準備

冬に入れる肥料は、春に効いてきます。

即効性より「ゆっくり、じっくり効く」ものを少なめに。

「入れ過ぎちゃったかも…」と思うよりも、「ちょっと足りなかったかな…?」くらいがちょうど良いです。

③冬野菜(大根や白菜)の管理・収穫

寒さに当たった冬野菜は甘味が増してとっても美味!

栄養価も高く、ぜひ毎日の食卓の登場させたい食材です。

ただし、凍てしまっては味も品質も半減してしてしまいます。

霜よけなど寒さ対策をしっかりして、長く楽しめるように工夫することが大切ですね。

④農機具・機械の冬メンテナンス

冬は春、夏、秋と活躍してくれた農機具たちとじっくり向き合う時間。

  • 泥や汚れを落としてきれいに
  • オイルの減りなどの確認
  • 使っていて気になることがあればメモ、または修理

春になって、「動かない!」なんてことがないようにしっかりと面倒を見てあげましょう。

farm touko愛用の道具たち

ピンクが可愛らしい鍬は、小さめで軽くて女性でも扱いやすいのが気に入ってます。

鋤簾は祖父母が使っていたもので、土寄せなどの時は大きく土を動かせるので楽なんですね〜

ただちょっと重いのが難点。

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⑤被覆やハウスの寒さ対策

不織布やビニールは野菜たちのにとって寒さから守ってくれる「冬服」

ハウスは

  • 閉めっぱなしにしない
  • 晴れた日は換気

これだけでも病気の予防になります。

⑥冬の病害虫チェック

冬は虫は少ないですが、油断は禁物。

  • 作物の残渣の処理
  • 枯葉を片付ける
  • 病気の跡をチェック

冬の間に片付けておくと春のスタート時がスムーズです。

⑦出荷・販売の準備

畑仕事が少ない冬は、今後の栽培や販売を考えるチャンス。

  • 来季の作付け野菜のリストアップ
  • 販売価格の見直し
  • 写真の整理
  • 出荷資材の確認

春が来れば、また忙しく農作業に追われる日々が始まります。

わずかなこの冬の時間が、思考を巡らせる作業にぴったりなんです。

⑧作業時間と体調管理

冬は「がんばらない」が正解。

やらないことを決めて、休む日を設けることで、これから迎える農繁期を乗り越えていく体力を蓄えていけるのです。

冬の農作業を支える3つのステップ

年間計画を考えることは、来季の作業をスムーズの進めるためのとても重要です。

わたしも始めたばかりは、あれもこれもと行き当たりばったりに行動していたので失敗ばかりでした。

自然を相手にする農業だからこそ、計画と準備が何より大切なんです。

ステップ①「今年どうだった?」を振り返る

まずは、紙1枚でOK。

  • うまくいった野菜
  • 思ったより大変だった作業
  • 来季は減らしたいこと

farm toukoでも

「これは多く作り過ぎたな〜」

「これは楽しかった」

「この作業はきつかった」

など、必要か不必要かは別として全て正直に書き出します。

ステップ②「来季はこれだけやる」を決める

次に、欲張らない計画。

  • 作物は種類を増やし過ぎない
  • 作付け面積は少し控えめに
  • 余白を残す

初心者さんほど、「減らす計画」が成功の秘訣です。

ステップ③月ごとの”ざっくり予定”を作る

細かくしなくて大丈夫。

例👇

  • 3月:土づくり、播種・苗準備
  • 4月:植え付けスタート
  • 6〜8月:管理中心
  • 10〜11月:収穫・販売
  • 12〜2月:整える・考える

天候の左右される場合が多いので、キツキツに考えないで

「今はこの時期だから、これだけやれればOK」

と思えるだけで、気持ちが楽になれます。

まとめ:冬は”がんばらない準備の季節”

冬の農作業は、成果がすぐに見えにくい時期。

でも、

  • 土を整える
  • 道具を整える
  • 自分のペースを整える

これができると、春がぐっと楽になります。

「全部やらなくていい」

「できることを、できる日に」

それで大丈夫です。

farm toukoもそんな気持ちで冬を過ごしています。

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